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「七転び八起き」

written by MASAKI



泣きっ面にハチ
犬も歩けばなんとやら
猿も木から落ちる
思えばそんな言葉が
あの男には よく似合う
 
いつも困った顔をしている
作り笑いに苦笑い
笑顔の癖がついちまって
お叱りを受けたこともある
「お前は何を笑っているんだ」
こっちが聞きたい
俺は なぜ笑っている
その男は よく笑う
 
夕日の帰路
肩を落として歩く
そんな背中も好きだと
変わり者の妻は春
僕を残していった
 
夜の公園のブランコは
ひどく冷たい こぐたび思う
子供の頃を思い出し 靴でもひとつ
空へめがけ 飛ばしてみれば
目の前の木に引っかかるだけ
その男は よくへこむ
 
七転び八起き
例え七回転んだとしても
七回立ち上がり おまけに
一度は多く前に突き進む強さよ
 
男は よく憧れる






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