そして 帰る所のなくなった僕は 哀しいなぁと思いながら 本当は哀しくなんかないことに気がついた
かえって こんな風に廊下で縮こまって 窓の傍で泣いていても 雲の切れ間に射した西風が 僕の額に吹き込んで来たりするのだ
つらいことに何度かぶつかると それだけで自分が強くなったような気がして でも それは少しづつ感じるチカラをそがれているだけなのかも キライな笑い方がいつのまにか張り付いてしまった ダレモナデテテクレナイコノホッペ きらいと泣いても ただのふし穴からは何も流れない
魚の目のようにポロリと落ちるのには 薬を使うより おばあちゃんのおまじないを思い出したいよね
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