「桜吹雪」

written by 星粒


いまどうしてだろう
温かくやわらかな桜吹雪を浴びたい。
凍り付いた閉ざしきった心を
少しずつ溶かしたい。 夜空に映える桜吹雪は
そっと冴える桃色の星の如く。
静かな余韻を感じながら
心を平らかにしたい。
何かを失った時間はもう忘れて
少しずつ芽吹くものだけをそっと慈しみながら
わたしは
桜吹雪を浴びたい
誰でもこどもの頃があった。
光る花びらと同じ頬の香りをさせて
とっぷりと日が
暮れるまで



feelings of master

夜桜の乱舞する肌寒い時間
人の作りし灯かりなどなくとも
桜はその内に抱く生命の脈動を溢れ出させ
私はその輝きで闇に舞い上げられる
あたたかく
そして
やさしく

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