自由に浮遊していた魂は痛みに目を醒まし 華奢な血と肉に詰め込まれて ここにやってきた
街路樹が揺さぶられていた 幹線の灯が滲んでいた クラクションとタイヤが噛み合いながら遠ざかった
傷の熱さよりも 冷えた体の火照りが心地良かった
これから きみのためにひらがなで話そう カーテンからこぼれた朝のように きみのこれからにやわらかく届けと
おかえりなさい おかえりなさい わたしはどんな顔で あなたを迎えましたか また あしたも わたしが あなたに伝わりますように
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