「願い星」

written by 蒼 踊子


砂漠の砂をひと粒ずつ
愛すわけにもいかないよ

僕のきみへの愛情も
乾いてしまうときはある

きみの涙もこのごろは
すぐすりきれてしまうじゃないか

空に雲のない日でも
僕たちには塵がつもる

願い星が流れるたび
夜には傷が刻まれる

唇に封をして
横たわるだけでいいじゃないか

願い星が流れるあいだ
きみの肩くらいは暖めるよ






feelings of master


あなたに
わかってくれないと
わたしが泣くのは
わかってもらいたいからじゃなくて
わかってもらえないと
わかっているから

深さのない白い陶器のお皿から
あふれてこぼれる水のような
あてずっぽうな気持ちの行方を
ただ
見ていてほしいの



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