「夢の始まり」


幼いころの卒業文集
そこで描いた夢よりも
かなえたいはずなのに
口に出すことさえできなかった僕の夢

あの夜
みんなの熱さに押されるように
いつの間にか
初めて
僕の掌にあった

「これで後にはひけないぞ」

夢は口に出したら強制力を持つ  
逃げてた 
いつまでも心にしまっておいて
歩みを始めなかったいいわけをするために
  
夢は
ため息を吐き出さずに  
のみこんで  
前を向いてみるものになった

あの夜の仲間に  自分に
胸をはってまた会えるように
 
   

 

   
   

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