「夏祭」


時計の秒針が
時間(とき)を固めて行く
いきいきと弾んでいた時間(とき)を
別の何かにかえてゆく

さびしい
何が
と問われても
あなたを困らせることしかできないだろうけれど
さびしいとしか言えない

なにをしていても
時はながれてゆく
今を今のまま
ながれつづける時間として留めておくことはできない
どんなに楽しいときでも
過去になってしまえば
もう手が届かない

思い出
は大切だけど
思い出は
さびしさもつれてくる

ごめんね
こんなこと
しかたがないことなのにね
わたし
なにが言いたいんだろうね


花火が見たいな
終わらない花火なんてないだろうから
今日の花火
私が眠くなるまで終わらないといいな

 
   

 

   
   

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