「眼(まなこ)の力」


人はいろんなものを抱えている
話せるだけでこれだけ
暗い部屋でみつめれば
黒い音とともにうごめき
壁を覆い尽くす不安

だが
ここが底辺であろうと
眼に火が灯っていれば
見据える力が残っていれば
永遠に晴れぬと言われる曇り空にさえ
何かありそうな予感を見出せる

「まだまだいける」
地を這いつつも
心は脈打つ

 
   

 

   
   

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